国際化学オリンピック · 1996年
問題
- 問題 1立体規則性重合の新触媒開発のため、A = Te(結晶)、B = (単離不能な の類似体)の系 A–B が調べられた。A と B の反応は A の初期組成がそれぞれ 77.8、87.5、91.7 mol % のとき3種類の化合物 I、II、III を与える。II、III では副生成物はないが、I の生成では I 2 mol あたり揮発性 1 mol が放出される。I、II は赤紫色で、溶融 中で3イオンに解離し、凝固点降下で分子量 、 g mol⁻¹。両者とも 133 cm⁻¹ に Te–Te 結合の IR バンドを1本だけ持ち、四面体 Al の単一 NMR 信号を示す(I と II で化学シフトは異なる)。(1.1) I、II、III の最小 Te : Al : Cl 原子比を決定せよ。(1.2) I、II の分子式を書け。(1.3) I、II 中のカチオンとアニオンの式を書け。(1.4) カチオンが無機芳香族系であるとしてイオンの立体構造を述べよ。(1.5) が揮発性であるとして熱的に安定なのはどちらか。(1.6) 加熱により一方が他方に変わる反応式を書け。解答: 1