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問題 1

化合物Q(モル質量 122.0 g mol−1^{-1})は炭素・水素・酸素からなる。A部。COX2(g)\ce{CO2(g)} と HX2O(l)\ce{H2O(l)} の 25.00 ∘C25.00\ ^\circ\mathrm{C} における標準生成エンタルピーはそれぞれ −393.51-393.51, −285.83-285.83 kJ mol−1^{-1};R=8.314R = 8.314 J K−1^{-1} mol−1^{-1}(原子量: H = 1.0, C = 12.0, O = 16.0)。Q の固体 0.6000 g を、25.000 ∘C25.000\ ^\circ\mathrm{C} の水 710.0 g を入れたボンベ熱量計中で過剰の酸素で燃焼させた。反応後の温度は 27.250 ∘C27.250\ ^\circ\mathrm{C} で、COX2(g)\ce{CO2(g)} 1.5144 g と HX2O(l)\ce{H2O(l)} 0.2656 g が生成した。(1.1) Q の分子式を求め、状態を付けて燃焼の化学反応式を書け。(1.2) 水の比熱 4.184 J g−1^{-1} K−1^{-1}、反応の内部エネルギー変化 ΔU∘=−3079\Delta U^\circ = -3079 kJ mol−1^{-1} として、熱量計(水を除く)の熱容量を求めよ。(1.3) Q の標準生成エンタルピー ΔHf∘\Delta H_f^\circ を求めよ。B部。6 ∘C6\ ^\circ\mathrm{C} でのベンゼンと水の間のQの分配で、平衡濃度 (cB,cW)(c_B, c_W)(mol dm−3^{-3})は (0.0118, 0.00281), (0.0478, 0.00566), (0.0981, 0.00812), (0.156, 0.0102) であった。ベンゼン中ではQは一種のみ、水中では単量体とする。(1.4) 計算により、ベンゼン中でQが単量体か二量体かを示せ。(1.5) 理想希薄溶液では ΔTf=R(Tf0)2Xs/ΔHf\Delta T_f = R(T_f^0)^2 X_s/\Delta H_f;ベンゼンのモル質量 78.0 g mol−1^{-1}、純ベンゼンは1 atmで 5.40 ∘C5.40\ ^\circ\mathrm{C} で凝固、ΔHf=9.89\Delta H_f = 9.89 kJ mol−1^{-1}。ベンゼン 5.85 g にQ 0.244 g を溶かした溶液の凝固点を求めよ。
ステップ 1/5: 燃焼から分子式
n(C):n(H):n(O)=1.5144×12.0/44.012.0:0.2656×2.0/18.01.0:0.157516.0=7:6:2n(\ce{C}):n(\ce{H}):n(\ce{O}) = \frac{1.5144 \times 12.0/44.0}{12.0}:\frac{0.2656 \times 2.0/18.0}{1.0}:\frac{0.1575}{16.0} = 7:6:2
分析

COX2\ce{CO2} と HX2O\ce{H2O} の質量からCとHの量が決まり、Oは質量差(0.6000 − 0.4128 − 0.0295 = 0.1575 g)から求める。モル比 0.0344:0.0295:0.0098 ≈ 7:6:2 より CX7HX6OX2\ce{C7H6O2}。式量122はモル質量と一致。燃焼式: CX7HX6OX2(s)+152 OX2(g)→7 COX2(g)+3 HX2O(l)\ce{C7H6O2(s) + 15/2 O2(g) -> 7 CO2(g) + 3 H2O(l)}。

よくある誤り. Q自身に含まれる酸素を忘れないこと。試料質量との差から求める。