- 問題 1金属表面に到達した水素分子は解離してH原子として吸着する:HX2(g)2H(ad)。吸着原子はバルクへ吸収されるか(H(ad)H(ab))、再結合して脱離する。表面サイトあたりの速度は吸着 r1=k1PHX2(1−θ)2、脱離 r2=k2θ2、吸収 r3=k3θ で、θ はH原子が占めるサイトの割合。吸着・脱離は吸収より十分速く(r1,r2≫r3)θ は一定とする。(a) r3 を PHX2 の関数として表し、r3=k31+CPHX2CPHX2 と書けることを示せ。C を k1 と k2 で表せ。(b) 面積 S=1.0×10−3 m2 の金属試料を PHX2=1.0×104 Pa の HX2 が入った1.0 L容器に入れた。吸着サイト密度は N=1.3×1018 m−2、T=400 K。吸収に伴い PHX2 は一定速度 v=4.0×10−4 Pa s−1 で減少する。単位面積・単位時間あたりに吸収されるH原子の量 A [mol s−1 m−2] を求めよ。(c) 400 Kで C=1.0×102 Pa−1 のとき k3 を求めよ。解答: 1
- 問題 3セルと溶媒の吸収は無視し、すべての溶液は25 °Cとする。弱酸HAとNaAから水溶液Xを調製した。X中の濃度は [AX−]=1.00×10−2、[HA]=1.00×10−3、[HX+]=1.00×10−4 mol L−1 で、平衡 HAHX++AX− で結ばれている。波長 λ1(光路長 l)でのXの吸光度は A1 であった。その後、pH 2.500の塩酸でXを初期体積の2倍に希釈した。希釈後に平衡が再成立しても λ1 での吸光度は A1 のままであった。λ1 におけるHAと AX− の吸光係数の比 εHA/εAX− を求めよ。解答: 1