写真提供: Prolineserver — Wikimedia Commons · CC BY-SA 3.0
トーマス・スタイツ
1940–2018 · アメリカ合衆国 · 現代
ノーベル化学賞 2009
細胞のタンパク質合成装置であるリボソームの構造を原子分解能で解明したアメリカの生化学者。
ノーベル賞対象研究
X線結晶構造解析によりリボソーム大サブユニットとリボソーム全体の原子構造を決定し、ペプチド結合の形成がタンパク質ではなくRNAによって触媒されることを示した。この構造は遺伝コードの翻訳機構と、多くの抗生物質が細菌のタンパク質合成を阻害する仕組みを説明した。
分野
関連トピック
複製・転写・翻訳
細胞は遺伝物質を複製し、選択したDNA領域をRNAへ転写し、mRNAをポリペプチドへ翻訳する。
クライオ電子顕微鏡・タンパク質結晶学
構造生物学では電子散乱やX線回折から分子構造を推定する。試料調製と解析上の制約は手法ごとに異なる。