高校 · 15分
なぜ鉄はさびるのか:釘の上の腐食セル
湿った空気中で裸の鉄・亜鉛めっき鉄・塗装鉄を比較し、さびの電気化学を見る。
目的
さびを短絡した電気化学セルとして説明し、2つの防食法を導く。
器具と試薬
模式を切り替えられる模式図:湿った空気の膜の下の鉄棒(裸・亜鉛めっき・塗装)。
手順
- 裸鉄モードを開き、陽極部(Fe が酸化)と陰極部(O₂ が還元)を特定する。
- 陽極部と陰極部からさびの斑への矢印をたどる。
- 亜鉛めっきモードに切り替え:今度はどの金属が腐食するか?次に塗装モード:何が遮断されるか?
観察すること
- 裸鉄では陽極部で生じた が移動し、陰極部でできた と出会って橙褐色の になる。
- 亜鉛めっきでは鉄の代わりに亜鉛が腐食する。無傷の塗膜の下では と水が金属に届かず何も起こらない。
解説
さびには金属表面に と の両方が必要。水膜が電解質となり、陽極部で 、陰極部で が起こる。イオンが結合しさらに酸化されて水和酸化鉄(III)=さびになる。亜鉛は鉄より活性が高い( V、鉄は V)ため犠牲的に鉄を守り、塗装は金属を電解質から隔離するだけである。
ゆかりの化学者
バーチャル実験は直感をつかむための簡略化したモデルです。実際の実験や安全教育の代わりにはなりません。指導者なしに自宅で再現しないでください。