9年生
酸化物・酸・塩基・塩
代表的な無機化合物を分類し、基本的な反応型から生成物を予測する。酸・塩基の反応と指示薬によるpH判定を学ぶ。
直観直観:粒子と変化
さびは酸化物、酢には酸、排水管洗浄剤には塩基、食塩は塩が含まれる。これらの名称は味や用途ではなく化合物の分類を表す。
学校学校段階:モデルと規則
定義: 要点
酸化物は酸素と別の元素からなる二元化合物である。学校での分類では、酸は水中でH⁺を生じ、塩基はOH⁻を生じ、塩はそれ以外の陽イオンと陰イオンからなる。
多くの金属酸化物は塩基性で、酸化カルシウムは水と反応して水酸化カルシウムになる。非金属酸化物の二酸化炭素は溶けて弱酸性の溶液をつくる。
| 分類 | 式のパターン | 例 |
|---|---|---|
| 酸化物 | 元素+酸素 | CaO, CO₂, Fe₂O₃ |
| 酸 | H+酸根 | HCl, H₂SO₄, HNO₃ |
| 塩基 | 金属+OH | NaOH, Ca(OH)₂, KOH |
| 塩 | 金属陽イオン+酸根陰イオン | NaCl, CaCO₃, CuSO₄ |
例: 例題
塩酸と水酸化ナトリウムが反応すると、何ができるか。
解答
中和により塩化ナトリウムと水ができる:HCl + NaOH → NaCl + H₂O。H⁺とOH⁻が1個ずつ水1分子をつくる。
例: もう一題
SO₃は水に溶けると何ができるか。
解答
酸性酸化物が水と反応し硫酸ができる:SO₃ + H₂O → H₂SO₄。
中和では酸と塩基が反応して水と塩を生じる。できる塩は存在するイオンによるため、原子数だけでなく電荷も確認して式を合わせる。
活発な金属+酸素→塩基性酸化物、塩基性酸化物+水→塩基、酸+塩基→塩+水、金属酸化物+酸→塩+水。式を正しく書いて確かめる。
例: 計算・応用例題
酸化マグネシウムが希硫酸に溶解するときの化学反応式を書け。
解答
MgO(塩基性酸化物)+ H₂SO₄(酸)→ MgSO₄(塩)+ H₂O(水)。MgとSO₄はともに価数2で比は1:1。